渋谷整形外科医院 香川県 高松市 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛の整形外科、脊椎外科、整形外科専門診療を行ない最新のX線撮影装置、透視画像装置、オープン型のMRIを完備。親切で心のこもった医療サービスを心がけています

疾患について



脊椎圧迫骨折について


前述したように、外来診療ではささいな転倒などによって、急激に腰痛、背部痛が出現したということで、 多くの患者さんが見受けられます。 10〜20年以上前では、「痛みの強い場合はしばらく安静目的で入院すれば、いずれ骨が固まって治る」 という感覚でしたが、最近では不良姿勢の進行、胃腸障害の遠因となることや、内在する骨粗鬆を 放置すれば続発的に脊椎圧迫骨折を生じる可能性が高いことが、大規模臨床データから得られており、 脊椎・脊髄疾患の専門医の立場からすれば、軽々しく扱ってはいけないものと思われます。 診断として、まず画像診断により新鮮骨折か否か、また骨折レベル、数、椎体圧潰の程度を正確に 把握します。また同時に骨量検査、骨代謝マーカーの測定により、患者さんの骨粗鬆の程度も 判断します。痛みが非常に強い場合などは、安静目的だけであっても入院治療をおすすめする 場合があります。おおよそ2〜3週間の入院期間が目安となる場合が多いでしょう。 そのその他コルセットなどの外固定装具を装着し、骨粗鬆薬物療法を強力かつ積極的に行います。 受傷後1〜2週間は痛みが強いですが、3〜4週間程度でよくなってくる方が多いようです。

一部の患者さんでは、痛みが長引き、身長低下、不良姿勢が目立つこともあります。 最近ではBKPといって、ごく小さな切開で骨折椎体内に特殊な器具を挿入し、椎体内で風船を 膨らませ、その内部に骨セメントを注入し、直ちに痛みを取る治療法もあります。 背骨の圧迫骨折後、痛みの長引く患者さんは、ぜひご相談ください。





この文書の著作権は医療法人社団渋谷整形外科医院に属しています。
この文章の無断転載、複写等はご遠慮下さい。
Copyright c Shibuya Orthopaedic Clinic All Rights Reserved


PAGE TOP

疾患一覧に戻る

Calendar Loading
木曜日・日曜日・祭日は休診
**土曜日の午後診療は14:00〜17:30**

トップページ お知らせ 当院の御案内 医師のご紹介 施設案内 疾患について 求人情報 交通案内 ブログ リンク
渋谷整形外科医院は香川県高松市で腰椎椎間板ヘルニア及び腰部脊柱管狭窄症を得意分野にしている整形外科医院です|脊椎外科、整形外科専門診療を行ない最新のX線撮影装置、透視画像装置、オープン型のMRIを完備。親切で心のこもった医療サービスを心がけています。
株式会社コンチネント